塩ミステリー第3話 日本で最も古い塩は「藻塩」?
塩に関するさまざまな謎(ミステリー)について、真相解明にせまるヒントとなる情報を提供するシリーズ、「塩ミステリー」コーナー。 その第3話です。
日本は周りを海に囲まれた国であり、岩塩資源も無い地質のため、海水から塩を作ることが行われてきました。
日本最古の歌集である「万葉集」は飛鳥~奈良時代の歌集ですが、この中に塩作りに関連した表現として「藻塩を焼く」ということばが出てきます。もっと古くから塩作りは行われていたはずですが、ここで初めて言葉として現れます。この歌の中に使われる「藻塩」がどのようなものだったのか、想像力を働かせて推測してみると同時に、現在使われている藻塩がどのようなものかについても紹介しております。ぜひ「藻塩」の歴史ロマンをお楽しみください。