夏になり、沖縄の青い海が恋しくなる昨今ですが、今回は沖縄の美しい海から作られた特徴のある塩をご紹介します。

沖縄の塩の特徴は、原料の海水がたいへん綺麗であることと、ミネラルを豊富に含んで味に優しい余韻のあることです。毎日の料理を支える塩にこだわることは、豊かな食生活のヒントとなることでしょう。

 

ぬちまーす

海水を細かい霧状にして噴霧し、その霧に温風を当てて瞬時に結晶化する「常温瞬間空中結晶製塩法」で製造しています。海水に溶けていた塩分とにがり（ミネラル）が空中で素早く結晶化し、真っ白できめ細かいパウダーになります。一般の食塩よりも塩分が25%ほど低く、ミネラルが21種類も含まれています。「ぬちまーす」とは「命の塩」という意味です。

雪塩

海の美しさではトップクラスの宮古島で、琉球石灰岩の地下約22mから汲み上げた地下海水を濾過・濃縮し、熱した金属板に吹き付けて瞬時に結晶化した、きめ細かいパウダー状の塩です。通常は取り除いてしまうにがり成分も含まれます。また、顆粒状に造粒した「顆粒タイプ」もございます。

美ら海育ち

沖縄・糸満沖合約2000mの海水を汲み上げて濃縮し、薪で焚いて平釜で煮詰めて作られたこだわりの塩です。薪の炎でじっくりと煮詰めた「美ら海育ち」は、ほのかな苦味と甘みが特徴で、和・洋・中華などあらゆるお料理にお使いいただけます。

青い海

「美ら海育ち」と同様、沖縄・糸満沖合約2000mの海水を原料とし、平釜でじっくりと煮詰めて作られた塩です。じっくり結晶化するためフレーク状や凝集形の粒になり、塩カドのない優しい味になっています。